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フラワーハウス K

夏の花

紫陽花

<h4 id=Hydrangea>紫陽花</h4>
 
アジサイ科
学名:Hydrangea macrophylla
用途:鉢植え・露地植え・切り花

アジサイ属の落葉低木の一種である[1]。広義には「アジサイ」の名はアジサイ属植物の一部の総称でもある[2]。狭義には品種の一つ H. macrophylla f. macrophylla の和名であり[3][注 1]、他との区別のためこれがホンアジサイと呼ばれることもある。原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。ガクアジサイの改良品種。高さ1.5メートル 内外。葉は卵形で対生し、粗い鋸歯きよしがある。初夏、枝先に小花が密に集まり、大きな半球形の花序を形作る。花は萼がくが花弁状に発達した中性花。花色が淡空色・青紫色・淡紅色と変わる。七変化しちへんげ。四葩よひら。

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トルコキキョウ

リンドウ科
学名:Eustoma grandhiflorum
用途:鉢植え

北アメリカのネブラスカ~コロラド・テキサス・メキシコなど、降雨量の少ない乾燥地帯に分布する一年草(花後に枯れる)です。
すらっと伸びた茎の先端に次々と咲かせる色とりどりの花は豪華で気品がありますね。

日本には昭和10年代に切り花用向けに導入されて、今に至るまでたくさんの品種が作られました。
現在では切り花用の草丈の高いもの以外にも、鉢花用の矮性種(草丈の高くならないコンパクトな品種)もあり、用途の幅も広がっています。

切り花向きの品種を中心として非常にバラエティーに富んでいます。

【花姿】
一重咲き
八重咲き
スプレー咲き(枝分かれして一本の茎にたくさんの花を咲かせる)

【花色】白・紫・黄色・ピンク・ブルー

【開花時期】早生・中生・晩生

株を冷蔵保存するなど技術の発達によって、切り花は一年を通して流通しています。

「キキョウ」と付きますが北アメリカ原産のリンドウ科の植物なので、実はキキョウとも何ら関係はありません
※キキョウはキキョウ科です。

「トルコ」という名前の由来は
・花の形がターバンに似ているから
・元々のトルコキキョウの花色である青紫色が、トルコ石や地中海の海の色を連想させるから
とかいわれていますが、はっきりとは分かっていないようです。

英語ではトルコキキョウのことを「prairie gentian」と言います。無理に直訳すると「草原のリンドウ」です。
属名のEustoma(ユーストマ)はギリシア語で「良い口」という意味で、花姿に由来するとされます。
種小名のgrandhiflorum(グランディフロラム)は「大きな花」の意味になります。

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クレマチス(テッセン)

<h4 id=Clematis>クレマチス(テッセン)</h4>
 
キンポウゲ科
学名:Clematis
用途:鉢植え・露地植え

Clematis属は、世界中に250種~300種が分布しています。特に北半球の温帯に多く分布し、日本にもおよそ20種が自生しています。
ほとんどの種がつるを長く伸ばし、名前もギリシア語のクレマ(つる)に由来します。

「木」の扱いと「草」の扱いのものがあり、「落葉性」の品種や「常緑性」の品種があるといったように、形態や生育サイクルなどにより取り扱いが変わります。

『クレマチス』と『テッセン』
『クレマチス』は学名で「Clematis」、分類では「属」に相当します。

『テッセン』は学名で「Clematis florida」と付けられた植物に当てられた和名です。

【19世紀】
シーボルトらによって、日本のテッセン〔C. florida〕と中国のラヌギノーサ〔C. lanugionsa〕がヨーロッパに持ち込まれて、それらとヨーロッパ原産種が人の手によって掛け合わされることにより、大輪咲きの園芸品種が作り出さました。

19世紀中期に作出された四季咲き性の「ジャックマニー」は現在でもごく普通に見られるベストセラー品種です。

【日本】
古くから「テッセン」や「カザグルマ」が栽培されており、「ハンショウヅル」や「センニンソウ」が山野に自生していました。
自然に出た変種が栽培されることはありましたが、品種改良はされていませんでした。
大正時代に、ヨーロッパの品種が入ってきて、それがきっかけで本格的な改良が始まりました。
当時の品種は日本や中国原産種からの改良だったので、ヨーロッパからUターン(逆輸入)してきたことになります。

改良が進み形となったのは第二次大戦以降で、大和や江戸紫などをはじめとして、多くの優良品種が作られました。
現在は様々な野生種から、大輪種とはまた趣の異なる品種が多く作られています。

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花芽の付き方により、「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧両枝咲き」の3タイプに分けられます。
それぞれ枝を切る際のポイントが異なりますので、購入する際はどのタイプなのかちゃんと確認しておきましょう。
「旧」と「新旧」は秋以降、むやみに強剪定しない方が良いようです。

※強剪定----蔓を今ある長さの半分以下に切り詰めること。

【旧枝咲き】
前年に伸びた枝から春に短い枝(1~3節)を出してそこに花を咲かせます。
主な剪定は春の花後、初夏に枝がある程度伸びた頃、冬の落葉期の3回です。

【新枝咲き】
本年に伸びた枝に花を咲かせます。
剪定の仕方によっては春から秋に2~3回花を咲かせることもできます。
主な剪定は初夏と冬です。

【新旧両枝咲き】
前年伸びた枝から春に芽が出て、ある程度の長さ(5~6節前後)になると、そこに花を咲かせます。
新旧両方の枝に花が付くのではなくて、旧枝から伸びた新枝に花が付きます。

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花びらに見える部分は、実は「がく」が色づいたものです。本来の花びらどこに行ってしまったのかありません。なので、便宜上がくのことを花びらと読んでいます。

花びらの色や形は様々ですが、枚数は4枚・6枚・8枚と偶数のものが多いです。
代表的な例外は、雄しべや雌しべが花びらに変化した八重咲きです。

花後は雌しべが長く伸びて、タネをつけます。タネは羽毛状の羽を持ち、風に乗って飛ばされます。

葉っぱは茎を挟んで左右同じ位置に付きます。葉の軸(葉柄)を伸ばしてその先端に3枚の小葉をつける1~数回の三出複葉(※)が多いです。
葉柄は体を固定する役割もあり、付け根の部分が支柱に触れるとくるりと巻き付きます。

※三枚を1セットとして、それが2セットある場合を2回三出、3セットで3回三出の複葉と呼びます。

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リンドウ

<h4 id=Gentiana>リンドウ</h4>
 
リンドウ科
学名:Gentiana
用途:鉢植え・露地植え

リンドウは本州~奄美諸島の山野に自生する植物です。
秋空に映える濃い青紫色の花は、野趣・美しさ・可愛らしさなどを兼ね備えて、日本人の心に響く、古くから親しまれてきた野草です。近縁種も含めるとほぼ日本全域に分布しています。

世界では、リンドウの仲間は約400種類(日本にはそのうち約18種)が分布しています。
変種や亜変種が数多くある上に、切り花向きや鉢植え向きなど、人間によって改良された品種も多く、たくさんの仲間があります。

厳密には、リンドウは学名で「Gentiana scabra var. buergeri」と呼ばれるひとつの種を指しますが、リンドウ属全体を「リンドウ」もしくは「リンドウ類」と呼ぶことも多いです。

【鉢植え】
よく栽培されているのはリンドウの亜変種に当たる「キリシマリンドウ」やコンパクトに改良された園芸品種の「シンキリシマリンドウ」などです。
また、「石鎚リンドウ」も鉢花として普及しています。
ピンクの花がかわいらしい『瑞紅』などの選抜品種があります。

【切り花】
草丈が高く茎がしっかりしている「オヤマリンドウ」や「エゾリンドウ」、「エゾオヤマリンドウ」の園芸品種『いわて乙女』などが栽培されています。

ほかにも変種がたくさんありますが、これらが一般に「リンドウ」として栽培されています。

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向日葵

<h4 id=Halianthus>向日葵</h4>
 
キク科
学名:Halianthus annuus
用途:鉢植え・露地植え

テキサスやカリフォルニアを原産地とし、野生のものは60種ほどが知られています。
英名は「sunflower(サンフラワー)」
和名は「向日葵(ヒマワリ)」「日輪草(ニチリンソウ)」
どの名前も太陽に由来します。

一部、地下に球根のようなものをつくったり、毎年花を咲かせるものもありますが、ほとんどは芽が出て花が咲いて、タネができた後に枯れてしまう一年草です。

ヒマワリというと大きな花を連想しますが、野生種では、それほど大きな花はつけません。現在の大輪のものは品種改良によってつくられたものです。
日本に入ってきたのは1666年と言われています。

【舌状花】と【筒状花】
俗に言う花びらの部分は「舌状花(ぜつじょうか)」と呼ばれ、雄しべをもっていません。
黒っぽい中心の部分は「筒状花(とうじょうか)」と呼ばれ、こちらは雄と雌の両方の機能を持っていますので、咲いた後にタネができます。

この花びら一枚一枚が独立したひとつの花です。また中心部分の筒状花も小さな筒状のひとつひとつが独立した花です。
実は、大きな一輪の花に見えるものは実際には形と機能の異なる2種の小さな花がたくさん集まってひとつの形をつくっています。

※これはヒマワリ特有のものではなく、キク科の植物に多く見られる形状です。


「太陽のような形をした草丈の高い夏に咲く黄色い花」、という固定観念が強いですが、品種改良によってできた草丈10cmほどの鉢植え向きの可愛らしい品種もあります。

【花色】
黄色以外に、レモン色やえんじ色などがあります。

【花の咲き方】
一重だけでなく八重の品種などもあります。

ヒマワリは作物としても重要な植物で、花の直径が30cm以上で草丈が4m近くになるロシア(品種名)はタネに20~30%もの脂肪分が含まれており、『ヒマワリ油』を採取するために世界で広く栽培されています。
油を絞った後のタネは石けんなどの原料に、茎は紙の原材料に、葉は飼料にするなど、油以外にも無駄なく用途の広い作物です。

地中にできる塊茎を食用とする「キクイモ(ヘリアンツス・ツベロスス)」もヒマワリの仲間です。

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